拾五話:原作沿いじゃなくって原作+アニメ沿いでもいいですか?
だって明らかにアニメには真選組がたくさん出てるんだからっ!!
※アニメを軽く聴き取っただけなので、間違い多数です(汗)
緊急特別番組
ワオォーン…(遠吠え
『大都会、江戸。
夜なお、伝奏と欲望をかてに人々を誘蛾灯のように誘う街』
『そして…』
23:09
ピーポーピーポー…ウー…
「三番隊は裏を固めろ!十番隊は私に続けェ!!」
「土方さん、私は誰に続けばいいですか?」
「俺だ」
「…わかりました」(微妙に不満
「「おぉ〜カトケンサンバぁ〜〜♪」」
『そんな江戸の街、跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する反乱軍士や、
闇の世界に暗躍する攘夷志士たちを即時処分する、
幕府直属の、特殊武装警察部隊があった』
バキッ!
「御用改めである。
真選組だァ!!!」
「土方さん、相変わらず決まってますね!カッコいい!!」
「だだだだから、お前はいつもいつも
そういう気の抜けること言うんじゃねェ!!///」
「え〜、褒めてるのにーー」
……(沈黙
「真選組ィ?!テレビクルー引き連れて、何が『御用改め』だァ!!
それに女とイチャイチャしてんじゃねェよ!!」
「イチャイチャしてねェ!!///
テメーらこそカラオケしながら幕府を転覆させよぉたァ
いい度胸だァァ!!一人残らず召し取れェェェ!!!」
「おーー!!」
「やった、バトれるっ♪」
キイィィィン!!カキイィィン!!!
「くそぅ…!」
『我々取材班は、この真選組に完全密着し、
その全貌を明らかにして行こうと思う』
「ちっ…往生しろォ!!」
「幕府の犬がァァァ!!」
「うるせぇんだよ、バカが。大人しくしてろや。
私のストレスをためんな」(睨
「ハイ、すみませんでした」
「……、口調が直ってない」
「あ、すみません」
『完全密着!武装警察真選組24時!!』
さすがテレビ!タイトルコールとかカッコいいよね!!
「ひいぃぃ!!」
ドカーン
「だめですよォ、逃げたりしちゃァ」
真選組 一番隊隊長、沖田総悟
「あー、かったりぃ〜〜」
「総悟くん、バズーカは危ないよ」
「そういうは、刀振り回しまくってたじゃあないですかィ」
「いいんだよ、一般人に当たらなければ」
「…そうですかィ」
フフフ…斬られたくなかったら自分で避けなよ。(黒)
「こっ、この野郎!寄るな!!貴様ら如きに我々の志を…!!」
「攘夷志士のクセに芸者あげてチャラチャラしてんじゃねェよ」
「ひぃぃぃ…!」
「てやァ!!」
ジャキッ
……
「すげェ…」
真選組 副長、土方十四郎
「…ん?ったくの奴、何処に行ったんだ?
俺に続けって言ったのに……」
「あ、すみません土方さん」
「おい、何処行ってた?」
「なんだか面白そうなので総悟くんのバズーカを見てました!」
「真面目に仕事しろォォォ!!!」
真選組 局長、近藤 勲
…?(あれ?コレ、近藤さんじゃなくて立て看板…?)
「あれ…近藤局長は?」
「あぁ…」
「そういえば、何処に行ったんだ?」
「あの人は俺たちと違って奥ゆかしいからな」
え、そう?(酷
「テレビの取材なんざには興味ねェのさ」
「おぉ〜、さすが局長」
「今頃は幕府のおえら方と談議してるか、
一人静かに刀の手入れでもしてんじゃねェか?」
そうかなぁ…。
04:30
『真選組の朝は早い。いつ、何時、出動がかかっても
対応できるよう、早朝から訓練に励んでいるのだ』
せいっ!せいっ!
「気合いれろォ!!早朝訓練をサボる奴ァ切腹だぞォ、コルァ!!!」
「土方さん、私は上半身ハダカにはなれません!(真剣)
もし、なれって言ったらセクハラで訴えます!!」
「またそのネタかァ!
…そのままでいいからお前も訓練に加われ」
「イエッサー!!」
ってか『真選組24時』ってさぁ、いつから24時間密着するの?
もう一日経ってるんじゃ…。
「早朝か…」
「早朝ね…」
「副長が早朝って言ったら、早朝なのよね」
「ぐ〜、ぐ〜…」
「って、総悟くん寝てるじゃんっ!!」
しかもみんなと違って隊服着込んでる!
「まさか、総悟くんは女の子なん「それ以上言ったら斬りますぜィ」
「冗談だよ、アハハ…」(冷や汗
ってか起きてたんですか、アンタ。
「そういえば近藤さん、今日も見かけませんねィ。
休暇でも取ったんですかィ?」
「どっかでゴロゴロしてるんじゃないの?」
「テメェらと一緒にすんなァァ!!
あの人のことだ、おおかた一人で剣術の修行でもしてんのさ」
「おぉー、さすが近藤局長」
「やっぱり、局長ともなると違うなァ」
「惚れ直すぜ///」
最後にしゃべった人、なんで頬染めるの?!
意味わかんないよ!ってかキモいよ…!!(必死)
14:00
『真選組の仕事は、多岐にわたっている』
だから、いつになったら24時間なの?
プープー…
『大都会、江戸の交通整備もその仕事の一つだ』
マジでか(初耳
「……」
「土方さん、黙ってるだけじゃ交通整備になりませんよ?
確かに煙草くわえて佇んでるのは決まっててカッコいいけど…」
「お前、またそれかよォォ?!///
人をからかうのも、いいかげんにしろ…!///」
「事実なのにー。素直じゃないですねぇ、土方さんは」
「……」
煙草くわえて佇んでるだけで決まるなんて、ある意味才能だ!(え
「って、おい、そこ!
誰の許可もらって進路変更してんだァ?!逃げんじゃねェよォォ!!
逃げるんだったらこの俺がたたっ斬るぞォ!!!」
「まぁまぁ土方さ〜ん。土方さんは気が短くていけねーやァ。
ここは俺に任してくださいよー」
「任せられるかァ!!!」
「ちょっ…!総悟くん、まさかっ」
ドゴッ
ガシャァァン
うわぁ、マジでバズーカ撃っちゃったよコイツ。
「あ〜あ〜、ホント土方さんは過激なんだからァ」
「テメェだろーが総悟!!責任なすり付けてんじゃねェよォォォ!!!」
「土方さん、刀振り回したら危ないですよ!って、聞いてないし!!」
16:00
だから、いつになったら(以下省略
『我々取材班は、街中で暴れる酔っ払いがいる
という情報を得て現場に向かった』
「バァロォー!昼真っから酒飲んじゃあいけねェのかよぉ〜。
そういう法律、いつ出来たんだよぉ!!」
「「きゃああっ!!」」
『そこには、江戸の守護者・真選組がすでに到着していて…』
?
『到着して…』
?
『到着し……』
……。
ピーポーピーポー…ウー…
『今かよ!今、到着かよ!!』
「だからアイスなんか後にしろっつたんだ!!」
「いいじゃないですか、アイス食べたかったんだから!!」
「それ買ってるせいで現場に行くのが遅れちまっただろーが!!」
「ひどい、土方さん!女、一人で頑張ってるってのに…!」
「バッ…!泣くなんて卑怯だぞ!!///」
『イチャついてないで、早く逮捕しろよ』
「イチャついてねェ!!前にも言ったがな!!!」
それより、酔っ払いだよ。(お前が言うな
「そこの酔っ払ーい。無駄な抵抗はやめて投降しなさーい」
「あなたは完全に方位…じゃなかった、包囲されてますよー。
土方さんっていう怖い人もいるし最強・ちゃんもいるよー。
もっと(黒くて)怖い総悟くんもいるしねー」
「……」
あ、土方さん今、絶対『誰が最強?』って思ってるよ。失礼な。
「んだとォ?!誰が酔っ払いでェ!
こんなもん飲んだうちに入んねェよォ、ガキどもォォ」
「土方さーん、斬り殺していいッスか?」(総悟)
「土方さーん、殴り殺していいッスか?」()
「まァ待て。カメラがあんだから、
軽々しく刃傷沙汰起こすんじゃねェよ」
「ううぅ…おえええぇぇぇぇ」
…………。(汗)
「テメェ…俺のズボンのすそに、ひもずがかかったぞォ…
どうしてくれんだ…!」
「おおい、みんな!土方さんを押さえろ!!」
「バカヤロー!!離しやがれ、コイツ…!」
あーあ、土方さんがキレたよ…
ってか総悟くん、土方さんを押さえつつも
顔がニヤニヤしてるよ!何たくらんでるの、キミ?!
「ふ〜」
とりあえず今日の大まかな仕事は終わったので、市中を歩く。
すると、橋の辺りに人だかりが出来ていた。
もしやっ!!(喜)
「来たっ!!遅いぞ、大の方か!!」
「ヒーローが大なんてするわけねーだろ。糖の方だ」
「糖尿に侵されたヒーローなんてきいたことねーよ!!」
やっぱりっ!!このシーン(?)か。
…ん?ってことは、私たちが密着24時してる間
近藤さんはスナック『すまいる』にいたワケ…?
刀の手入れもしてなけりゃ剣術の修行もしてないじゃん!!
でたらめ言ってんじゃねぇよ、土方ァァァ!!!(え
全然奥ゆかしくないよォ!!!
「俺ァ木刀(コイツ)で充分だ。このまま闘(や)ろうや」
「なめてるのか貴様」
「ワリーが人の人生賭けて勝負できる程、大層な人間じゃないんでね。
代わりと言っちゃ何だが俺の命を賭けよう」
銀さん…。
「お妙の代わりに俺の命を賭ける。
てめーが勝ってもお妙はお前のモンにならねーが、邪魔な俺は消える。
後は口説くなりなんなり好きにすりゃいい」
「……」
「勿論、俺が勝ったらお妙からは手ェ引いてもらう」
いいところだ!私、ナイスなところに来ちゃったんじゃない?!
〜♪
ケータイ?誰、こんないい時に。
「もしもし、」
『あ、〜?』
「『あ、〜?』じゃねェェェ!!
今、クライマックス?なんだから電話なんかしないでよ!!!」
『そうなの?ごめんね』
「もっと誠意を込めて謝りなさい」
『ごめんなさい』
コイツ、絶対反省してないよ!!(怒)
「いざ!!」
「尋常に」
「「勝負!!」」
やばっ!もう、このシーンに…!!
「あれ?あれェェェェェェ?!
ちょっと待て、先っちょが…
ねェェェェェェェェェェェェェェ!!」
うわぁ…。
『え?今の音、何?!大丈夫なの??!!』
「あー、大丈夫だって…やられたのは私じゃないから」
『え??』
「ほら…近藤さんと銀さんが勝負する場面だよ」
『あー…なるほど』
はそれだけで納得したみたい…さすが。
「コレ…丸いか?…」
あ、近藤さんが倒れた。
「って、冷静に状況を説明してる場合じゃないっ!
ちょっと、電話きるからね」
『うん、またねー』
「ハイハイ」
とりあえず近藤さんを連れて帰らなきゃ…
あ、でも原作に反する?いや、うーん…
でも、そのうち土方さんが来るから平気か。(おい
「もう帰る。二度と私の前に現れないで」
「しばらく休暇もらいます」
とか考えてるうちに、銀さんが新八くんと神楽ちゃんにコテンパンにされてた。
まぁ…自業自得じゃないわけでもない。(厳
「?オイオイ、何の騒ぎだ?」
「エエ、女とり合って決闘したらしですぜ」
「女だァ?くだらねェ、どこのバカが…あ、
近藤局長…」
「近藤局長?アレが真選組の局長、近藤勲さんですか?」
「って、馬鹿!!何撮ってんだァ?!あァ??!!」
『こうして、真選組の活躍によって、江戸の平和は護られているのだ』
『…ホントかァ?!』
嘘だと思います。ってか、まだ密着してたんだね…。
完全密着!武装警察真選組24時!!
終
マジで放映されるんですか、これ。
♪♪♪ あとがき ♪♪♪
長編・15話でした!どーでしたか??
なんだかアニメにやたら真選組が出てくるので
原作沿いにアニメ沿いも取り入れてみました(え
ほら、ちゃん、いちおー真選組だから…
出しやすいっちゃあ出しやすいよね、
真選組の出番が多いほうが。うん。
なんだか原作沿いと言ってるクセに
全然進まなくて微妙ですよね…
大丈夫です、自覚してます。
でも直す気はありません(おい!
面白い!をモットーにしている連載ですので、
いいネタがあったら原作そっちのけで
間に挿入する可能性アリですよ!