参拾四話:飛行機は怖いです、修学旅行(高校)のときは半泣きしました(え?)




















          「じゃあ、一回だけ回してください!」

          「オッケ!…あ、でも一等はもう出ちゃったの?」

          「そうなんだよねェ〜、さっきチャイナっぽい子が当てちゃってねェ〜。
           すみませんね、お客さん」

          「いえ、別にいいですけど。
           (ってか、それって神楽ちゃん…)じゃあ回しまーす。










           土方ァァァァァ!!
           死ねェェェ、コノヤロォォォォォ!!!」(おいおいおいおいおいおいおいおい










          ゴロゴロ…
          カタンッ










          「…アレ?」

          「ちょっ、コレ…一等の玉の色じゃん」

          「おかしいですねェ〜…」

          「でも一等は一等ですから、
           間違いだとしても商品はもらえるんじゃないですか?」

          「でも先ほども言った通り、もう商品はないし…」

          「んなモン、テメーが自腹で買って来いや」

          「え?!ですが「買ってこい」

          「ハイ……!」









          やったァ、『宇宙への旅』のタダ券ゲットぉぉぉ!!!
          (脅しじゃんとか言わない、そこ)








































          キンコーン










          「お客様〜、刀を持ち込むのはご遠慮頂きたいのですが…」

          「あ、攘夷派の襲撃とかありますもんね。
          でも私、真選組の者なのでコレは持っていたいんですけど…。
           ちゃんと手帳もありますよ、ホラ」

          「それでしたら特別に許可を差し上げます」

          「ありがとうございます」










          ってなワケでーーーっ!!
          宇宙旅行するために船に乗り込みました!!
          え?券?そりゃあアレだよ、脅し…もとい、
          頼んだら店の人がちゃんと買ってくれたよ。
          近藤さんにも、お仕事お休みしますって言っといたし。
          (休みすぎじゃないの?というツッコミは無しの方向で)










          「ふあああァァ…」










          なんか眠くなってきちゃったなァ…
          ちょっと寝ちゃおうかな〜?
          今日休むために昨日は遅くまで仕事してたし…
          まだまだ宇宙にはいるだろうから、少しくらいいいよね。










          「……」(うとうと)










          私が意識を手放しかけた、そのときだった。



















          「キャアアアア!!ハイジャックよ、ハイジャックだわ!!」










          なんか、女の人の叫ぶ声が聞こえた。










          「うるせー、騒ぐなァァ!!」

          「テメーがうるさいわァァァ!!」










          ドカッ!
          …ドサッ










          「ったく、人の眠りを邪魔しやがって…」










          なんとか峰打ちはしたけど、まだ眠くて頭が冴えていなかった。










          「この女(アマ)ァ!!」

          「くっ…!」










          油断してたら後ろから捕まえられてしまった。










          「何すんだ、離せコノヤロー!!」

          「フン、命が惜しかったら黙ってな」

          「ちくしょっ…」










          ヤバい、眠くて考えがまとまらないような…。
          (そして、次の行動に移れない)(おい




















          「ヤ…ヤバいよ。銀さん、銀さん」










          「俺、死んだら宇宙葬にしてもらおっかな。
           星になれる気がするわ」

          「ああ、なれるともさ」

          「うぉーーい!ホントに星になっちまうぞ!!
           それに銀さん、大変ですよ!さんが…!!」

          「オイ貴様ら、何をやっている?
           我らの話、きいてい…「ほァたァァァ!!」










          ガゴ!!










          私を捕まえているハイジャック犯が誰かに蹴り飛ばされた。









          「ぐぁ!!」

          「きっ…貴様ァァ」










          ドカッ!!










          蹴り飛ばされた奴の近くにいた奴も、また別に誰かに蹴り飛ばされた。









          「!!動くな!!










           …!!」

          「くらえェェ!!」

          「ぐぁあ!!」










          ドサァ










          そして、残りの一人もお茶碗みたいのでアッパーもどきを食らった。
          …あ、キミは新八くんではないですか。(なぜか、ここだけ認識した)









          「俺のに手を出そうなんざ、しないこったな」

          「何言ってるカ、は私のアル」

          「いや、私は所有物じゃないから…
           まァ、何はともあれ3人ともありがとうね」

          「それにしても、さんも宇宙旅行ですか?」

          「うん、色々とあってね…」(ニヤリ)

          「そ、そうですか」(汗)




















          「ふざけやがって、死ねェェ!!」

          「バカヤロー!!『死ねェェェ!!』は
           土方さんのためのセリフだァァァ!!!」(え?!










          まだ残っていたのか、ハイジャック軍団め…!!
          (ってか後ろから狙うとか卑怯だから!!)










          ドン!!










          「ぶっ!!」










          とか思ってると、突然ドアが開いて
          残っていたハイジャック犯はその衝撃で倒れた。(バカだ)










          「あ〜、気持ち悪いの〜。
           酔い止めば飲んでくるの忘れたきー、アッハッハッハッ」










           …あり?何?なんぞ、あったがかー?」

          「定春ぅ!!」










          えーっと、誰だっけこの人…確かが説明してたよね、えーっと〜…










          やばっ、思い出せないや。モジャでいいや。(えええ?!










          「このヤロー、定春ば返すぜよォォォ!!」

          「あふァ!!」










          神楽ちゃんは、モジャが定春を盗んだと思ってたらしくて
          モジャに蹴りを入れた。










          ってか神楽ちゃん、方言上手すぎィィィ??!!










          「定春!定春ぅ、よかったヨ〜。ヨーシ、ヨーシ」

          「!こっ…こいつァ」

          「銀さん、知り合い?」

          「え?このモジャ知ってるの??」










          ドドォン!!










          銀さんの回答を待ってたら、ものすごい音がした。










          「うわァァァ、爆発だァァ!!」

          「大変だァァァ、操舵室で爆発がァ!!」

          「操縦士たちも全員負傷!!」

          「フフ、終わりだよ、お前ら。
           天人に迎合する売国奴どもなど皆死ねばよい…」










          ドカッ!










          「お前が死ねよ」(黒)

          「さん…!」(焦)










          「どなたか宇宙船の操縦の経験がある方は
           いらっしゃいませんか?!」

          「もうホント誰でもいいから助けてェェェ!!」

          「!」










          突然、銀さんがモジャの頭をつかんで走り出した。










          「!!イタタタタタ!!何じゃー!!
           誰じゃー?!ワシをどこに連れてくがか?」

          「テメー、確か船大好きだったよな?操縦くらいできるだろ!!」

          「なんじゃ?おんしゃ何でそげなこと知っちょうか?
           あり?どっかで見た…」




















          そっか、思い出した!!辰馬!坂本辰馬だ!!










          「銀さん、あの人と知り合いなんでしょうか?」

          「たぶん…けどちょっと心配だから、
           新八くんと神楽ちゃんは銀さんについててくれる?」

          「はどうするカ?」

          「私はこの攘夷志士たちを逮捕♪いちおー真選組だしね」

          「わかったアル、行ってくるヨ!!」

          「さんも無茶しないでくださいね、
           コイツらスキをついて襲ってくるかもしれませんし…」

          「心配ないよ。










           そんなことした日にゃァ、一生太陽を拝めないからね…」(ニヤリ)










          「そ、そうですか……」(汗)










          よーし、向こうは銀さんに任せて…と。










          「さ〜て、こっちはこっちで片付けましょうかァ〜〜…










           私の宇宙旅行を台無しにした落とし前、
           つけさせてもらうからねvV」(黒い微笑み)
                              (↑某S王子並みに)









          「「「「ヒイイィィィ…!!(コイツ、絶対ドSだ……!!)」」」」








































          「……で?それは何かなァ、銀さんv」(黒い微笑み・再)

          「い、いやァ〜なんて言うか…舵っぽいもの?」(滝汗)

          「どっからどー見たって舵だろーが。
           それでどーして、こんなんなってんのかなァ」

          「バッカ、俺じゃねーぞォ?!コイツだ、コイツ!!
           辰馬がバカなことすっから!!!」

          「アッハッハッ、壊れたもんは仕方ないきにー」

          「仕方ないで済むなら武装警察いらないんですけどー…
           えーと、辰馬さん?だっけか?」










          いや、忘れてないよ?
          いくらなんでも、そこまでバカじゃないよ。(え
          ホラ間違ってたら失礼だから一応確認をね。










          「!!
          なんか、その呼び方だと新婚さんみたいだからやめてェ!!!」

          「おめーは頭ん中それしかねーのか」

          「、口調が!!」

          「うるっさい」

          「アッハッハッハッハッ!元気なお嬢さんやの〜、どうじゃ?
           ワシと一緒に宇宙を飛び回る気はないがか?」

          「宇宙ねェ〜…」










          「って、そんなこと言ってる場合じゃないですよォ!!
           あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!










          新八くんの声に気づき窓の外を見てみると…










          船がどっかの星に墜落しようとしていた。




















          って、ちょっとォォォ!!どーしてくれんのコレェ!!!



















   ♪♪♪ あとがき ♪♪♪

はいはい、坂本辰馬、登場の階でした〜(笑)
辰馬はけっこう面白くて好きです。
あのバカっぽところがいいよね…
悪友って感じですけど…千夜にとっては(え

原作でも分けられていたので、ココでも
前後編〜みたいな感じで分けてみました!
ってなワケでー!

次回に続く!!(何