八話:事件です、今度は銀時夢になってきちゃいました
どうしよう、逆ハーのはずなのに(切実)
こんにちは、よい子のみんな!(え
いつも元気なちゃんですよー。(絶対、違
私は今、ある所へ向かってマス。
ダダダダダ
ガラッ
「土方さん!!」
「あ?なんだよ、。勝手に入ってくんな」
「うるせェよ」
「てめっ…上司に向かってその口の利き方は何だよ?」
「ってか土方さんって私の上司だったんだ」
「…殺す」
って、こんなどーでもいい(酷)会話しに来たんじゃないのよ!!
「土方さん、私に真剣ください!」
「何言ってんだ、テメェ。前にも言っただろーが、初心者に真剣なんぞ持たせられねェんだよ」
「じゃあ初心者じゃなければいいんですよね?」
「…どういうことだ?」
「私とお手合わせ願えますか?副長殿」(ニヤリ)
キャサリン騒動後から、もくもくと修行を続けた私。
もちろん、講師は銀さんですよ。
それでね、銀さんが
『もう充分だろ、お前あとで上司か誰かに真剣くれるよう頼んでみろ』
って言ってくれたので(やった!)今、こうして土方さんに頼んでるんです。
『ダメだって言われたら手合わせを申し込め。
今のの実力を見れば、絶対Yesになるからコレ』
とも、言われた。だから、その通りにね。
「…ったく、やめろっつっても聞かねェな、その目は」
「当たり前☆」
「怪我しても知らねぇからな」
「あまり私をみくびんなよ」
ってことで土方さんは手合わせを受けてくれた。
(でも絶対、私のことバカにしてるよ)
「じゃあ、『始め』の合図で行きやすぜィ」
「おう」
「オッケー、沖田くん」
沖田くんに審判(?)を頼んだ。
そして、なぜか周りには他の隊士たちが見物に来ている。
(お前ら、仕事はどうした?)
「…始め!」
「!」
私は土方さんに向かってった。
木刀だからあんまり危なくないけど、それだってモロ入ったら痛いハズ。
「フッ…やっぱり初心者だな!」
土方さんは私をかわし、後方へ回る。
「この程度で真剣は渡せねぇな、…!」
土方さんは私を捉えた。
はずだった。
「何っ?!」
「だぁれが初心者だ、コルァァァァァァァ!!死ねェ、土方ァァァ!!!」(え?悪役?
ドカッ!!
「ぐっ…!」
「そこまで!!」
「!」
沖田くんが『止め』の合図をする前に、別の声が私の追撃を止めさせた。
「近藤さん…」
局長の近藤さんだった。
「ちゃん、すごいじゃないか」
「いえ…まだまだですよ」
私は近藤さんがお兄ちゃんみたいで大好きなので、あんまり反抗しません。(おい
それどころか謙遜とかしちゃう。いつもの私ならアリエナ〜イ。(何
「トシ、この実力なら真剣を渡しても平気なんじゃないか?」
「でもよ、近藤さん…」
「木刀で脳天直撃されたクセに、みっともないですぜィ」
「お前は黙ってろ、総悟」
もう、局長が許可してんだからいいじゃんか!!
それとも何か?アンタ副長の分際で決定権、持ってんのか。
「……あんまり無茶すんなよ」
「え?」
「真剣はやる。けど無茶はするな」
「!マジ?!真剣くれるの??!!」
「不本意だがな…」
「やったぁ!!ありがとう土方さん、もう大好きっ!!!vV」
私は嬉しさのあまり土方さんに抱きついてしまった。
「っておい!何すんだよ!!///」
「だって嬉しいんですもん!!!」
「また、いいとこ取りですかィ…
いい加減にしろよ、土方。とっとと死ねよ」
「お前は『サラッ』と何言ってんだ、コラァァァ!!!」
よし、これで私も市中の見回りできる!これでを探せるよ……。
の捜索は土方さんや沖田くん、その他のみなさんも協力してくれてる。
でも、全然手がかりがつかめなくて。だから私も自分で探してみたかったんだ。
『カッコいいから』って理由だけで真剣を欲しがってた訳じゃない。
この手でを見つけ出したかったから。
私の大切な、大切な親友の行方を……。
「よっし!早速、見回りしてこよっと!!」
「って、一人で行く気か?!」
「あ、いきなり一人で行くのはアレですよね…逮捕の仕方とかよくわかんねェし」
「いや…(そういう意味じゃねェよ)」
あ、なんか土方さんが『疲れるぜ…』って顔してるよ。
(実際は『鈍感娘…』って顔をしている)
「土方さんはのことが心配なんでさァ。まったく、何処の親バカ野郎だよ」
「誰が親バカだァァァ!!!」
「じゃあ誰かと一緒に行けばオッケーですね!誰か空いてる人は…」
「あ、お、俺!俺、空いてるよちゃん!!」
「あ、山崎さん?じゃあ、お願いしま「俺が行きやしょう」
「え?」
沖田くん?
「俺が空いてるんで一緒に見回り行きますぜィ」
「え?でも山崎さんが…」
「山崎は新しい仕事が入ってたはずでさァ…
なあ、そうだろ?」(黒)
「ヒィィィィ!!は、はい!実は新しい仕事、入ってましたァ!!!」(震)
そうなんだ〜。
「じゃ、沖田くん、よろしくね」
「任せてくだせェ」
「おい、総悟…頼んだぞ」
「へいへい、親バカな親父さんのためにも「誰が親父だ、コラァァァ!!!」
ってなワケで(?)、初☆見回りです!!(だから☆マークは意味がないのよ)
「良かったですねィ、真剣もらえて」
「うん!!」
「『これで親友を探せる』、ですかィ?」
「!ど、どうして…」
わかったの…?
「やっぱりそうでしたかィ」
「なんで、わかった?」
「なんとなく、が考えそうだと思ったんでさァ」
「ふーん…」
侮り難し、沖田総悟。
「ガラじゃないけどね…やっぱがいないと調子でなくてさ」
「……」
「もしかして、何処かで泣いてるかもしれない。あの子、私より何倍も弱いから」
強がってるけど、ホントは人一倍淋しがり屋で。
「も弱いってことですかィ?」
「は…?」
「『私より』ってことは、も弱いってことじゃあないですかィ」
「…あの子、『私と違って弱い』」
「なるほどねィ」
私は…弱くなんかない、きっと。そんな可愛い性格の女の子にはなれないから。
「それに、ここには優しい人たくさんいるじゃん。
なんだかんだ言って、土方さんのことも大好きだよ」
「…」
いつも憎まれ口ばっかだけどね。
「もちろん、沖田くんもだよ!」
「嬉しいこと言ってくれますねェ」
「そうだろ、こんな素直な私は珍しくてよ」
もう一生言わないかもしれないから、よ〜く聞いといてよ。(え
「…アンタの親友とやらは俺が絶対に探し出してやりまさァ。
だから、そんなに思いつめないでくだせェ」
「沖田くん…」
『、私の周りには優しい人がたくさんいるよ』
「ありがとう……///」
「どういたしまして」
『は?周りには優しい人が…
そんな人が一人でもいる?それならいいけど……』
でも、やっぱり完全に不安を消し去ることは出来ない。
絶対、探し出してみせるよ。
待ってて、……。
♪♪♪ あとがき ♪♪♪
遂に遂についにーーーーーーーーーーっっ!!!
My☆真剣ゲット!!やりましたよ、奥さん!(何
これでバトれますね!嬉しいですね!!
さぁ、そろそろ親友の彼女が(本格的に)出て…こないと
いけない気がしてきた、どうしよう(ええェェェ!!??
と、とにかく続きをお楽しみにv